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■--明けましておめでとうございます
++ スネーク          --- 

  新年明けましておめでとうございます。
前回の書き込みから早一年。お元気でいらっしゃいますでしょうか。
暫くは訪問することすらままならなかったので、今年は改めて作品を楽しませて頂きたいと思っている次第です。
久し振りに訪れて真っ先に開いたのは、変わらず『スゥとミヤネ』だったりするのですが。
あの日から学んだことを第13話より改めて思い返しつつ、ここからは作品の感想を書かせて頂こうと思います。

unnamed world
記憶を失った男と、そんな彼を貪欲に求める女。
男が不憫でならないという思いで読み進めていましたが、最後まで目を通した所で疑問が湧きました。
この話には本当に救いがないのだろうか、と。
閉鎖された空間は、記憶のない彼にとって世界そのもの。
そんな中、自身の価値を、存在をこれ以上ないくらいに渇望してくれる相手がいる。
どういった経緯で彼が記憶喪失となり、彼女と出会ったのかが不明なのではっきりとしたことは言えません。
しかし昨年の出来事を思い返したりすると、こういった話ですら一つの救いであるように見えてしまう私は異端なのかもしれません。

喋らない同居人とよく喋る先輩
上記作品とは打って変わって、明るいお話。
半ば済し崩しに、姿の見えない誰かと同居することになった大学生の彼。
会話も出来ない同居人との生活が、そんな彼を一人の女性を繋ぎ合わせる。
奇妙な出会い。奇妙なきっかけ。それでも一度繋がってしまえば、そんなものは関係ない。
始まりなんて、誰にも想定できるものではないのだから。
コロコロと表情を変える先輩がひたすら可愛かったですが、もう一つ心を捕らえて放さなかったのは、彼の同居人に対する想いです。
話を聞かせる相手がいるだけでも充分だとして、彼は同居人を受け入れました。
同居人もまた、言葉にせずとも彼を受け入れてくれたようです。
言葉にしなければ分からないことも確かにあります。だけど、誰かがいてくれる、待ってくれているという想いの何と強いことか。
人は一人では生きていけません。しかし共に歩んでいく存在がいれば、心に余裕すら持って生きていくことが出来る。
人の繋がりの強さを昨年、間近で感じた今だから余計にそんなことを考えてしまったのかもしれません。
個人的にも大好きな展開で、とても楽しく読むことが出来ました。

新年早々、わけの分からない内容を長々と書き連ねてしまい申し訳ありませんでした。
こんな私ではありますが、今年もどうぞ宜しくお願い致します。
.. 1/ 2(Mon) 13:26[262]

++ 神海    
   おおお、お久しぶりです。あけましておめでとうございます。
 昨年は色々ありましたが、こういう時だからこそマイペースで行きたいものですね。
 スゥミヤも更新頻度は下がりましたけど、もう少し続く予定です。
 そして感想ありがとうございます! こちらもちまっと返信を。

・unnamed world
 一時期物凄く退廃的な話を書きたくなって、かなり衝動的にざくざくっと考えた内容でした。丁度その頃、橙乃ままれさんの『ログ・ホライズン』で濡羽というキャラクタを見かけまして、こういうどろっとした女性もいいよなあ、みたいな感じで。
 スゥミヤ以上に閉塞した世界観ではあるのですが、だからこそ他に何も求める必要がなく、たった二人で完結した関係。お互いの境目すらいずれなくなって、どろどろに溶け合って相手を求めるだけのものになるのかもしれませんけど、それはそれで幸せなんじゃないかな、という話を書いたつもりです。幸せって何だろう、みたいなテーマはここ数年私も考え続けてますが、なかなか明確な形には至りませんね。

・喋らない同居人とよく喋る先輩
 コンペ的なことをやろうとしてテーマ決めて書いたはいいものの、残りの二人が全然やる気なくて結局普通に公開した経緯のある一編です。最初は先輩出てくる予定なかったんですけど、話の転換役として登場させたら思いの他強烈なキャラになってしまって、いつの間にかメイン枠で暴れ回ってました。たぶん彼は普通に先輩と付き合って結婚します。
 同居人についての設定は敢えて作ってませんが、例え見えなくても、わからなくても、誰かがいるっていうのは心強いですよね。それは人間同士だけによるものではなく、絆を感じられる相手なら、誰であっても繋がるのかもなあ、とか。

 今年は去年以上に書くペースが落ちそうですけど、それでも何かしら形にして公開していく所存です。またお暇な時にいらっしゃってくだされば、そのことに勝る喜びはありません。
 ではでは、今年もよろしくお願い致します。

.. 1/ 9(Mon) 21:39[263]
■--(無題)
++ くれねこ          --- 

  お久しぶりです。春は目前だというのに雪など降って、地震のこととあいまって「日本どうした…?」と心配になるこの頃です。現実がようやくひと段落したので、あまり長くはないですが感想などをと。

「スゥとミヤネ」、「ミルフイユの上手な食べ方」、「まほうつかいのねがいごと」読ませていただきました。
まず「スゥとミヤネ」では最近足りていないニヤニヤ分を多量に補充させていただきました。多くの男子が一度は夢見る(ハズ)理想の生活・・・こんな甘くて魅力的な日々を送ってみたいです。ミヤネ(女性)視点の作品ですが・・・なんというか、こんな美形完璧超人(スゥ)いるか!と思いつつ、視点的にミヤの主観補正がかかっているからこれでいいのかと納得したり。家の中での二人のイチャラブが駄々もれているこの作品。続きが来るたびににやけられそうです(たまにはシリアスもはいるのでしょうか?)。

「ミルフイユの上手な食べ方」「まほうつかいのねがいごと」はひとまとめに。
自分はファンタジーが好きです。家と家の薄暗い隙間や誰もいない夜の公園などで(突然異世界に飛んだりしないかなぁ)などと考えているくらいにファンタジーが好きです(危ない人。
ファンタジーでも、特にこういった日常に絡んでくるファンタジーが大好物です。そんな自分にはこの二つの作品はかなり良いな、と思いました。こんなことが自分の周りでも起きていたらいいな、とか恋愛の絡まないお話のほうがスッキリ嬉しいする時もあるな、と。「スゥミヤ」の後に読んだので、まさしくケーキの後の紅茶のような感じで読ませていただきました。
「ミルフイユ」のような夢が見たいなぁと常に思っているのですが、ついこのあいだはドラえもんとクレヨンしんちゃんが夢に出てきました。ずいぶんアニメ見ていないのに・・・可愛い女の子を希望しまs(殴
「まほねが」のように、結構身近に魔法使いっているんじゃないかなと思うことがあります。神様とか普通にそこらにいてもいいなぁとか。

今回はこんがらがってない(?)といいなと思いつつ、今回はこのあたりで。
勝手に作品を略称で呼んでしまってスミマセン;
まだまだ寒いうえに花粉と乾燥が猛威をふるっていますので、のどや鼻からの風邪などお気をつけて。これからも作品お待ちしてます。
.. 3/17(Thu) 15:43[259]

++ くれねこ    
  またもや自分でレスすみません・・・;
いったん書き直したせいでタイトルと色を忘れて後悔しています・・・
それだけなのですが、それだけなのですが;

.. 3/17(Thu) 15:47[260]
++ 神海    
   お久しぶりですー。最近何かと暗い話題ばかりですけど、こんな時こそという感じですよね。私達はいつも通りの日々を過ごしていけばいいと思います。ということでこちらもれすれす。

 スゥミヤはもう徹底的に、いちゃいちゃしてるのを見てにやにやするだけの話を目指してますw
 仰る通りミヤ一人称なのでスゥの内面を語ることはないのですが、おそらくスゥを知る人は大抵彼を「変人」と評価しているんじゃないかと。マイペースに、涼しい顔で変なことをしたりする感じ。あと割と積極的にエロい。そういう性格だからこそ話を動かしやすいんですけどね。
 これからもスゥミヤは気が向いた時、ちょっと時間が空いた時に、思いついたりいただいたりしたネタや時事ネタを使って書いていく予定です。シリアスについては、二人の過去とかを出すつもりが(今は)全くないので微妙なところ。もしかしたら、程度です。

 ミルフイユとまほねがはだいぶ前のやつなので、恥ずかしいなあ……w
 私もファンタジー系はすごく好きなんですが、自分で本格(世界観から何からを組み上げるタイプの話)は書けそうになくて、現実に混ぜ込む形にすることが多かったりします。そっちの方が楽なんですよねー……。
 構成上恋愛要素を差し挟む隙がないってパターンは結構あって、特にまほねがはその典型でした。個人のしがらみとかが、ほんのちょっとした奇跡で解消される。レアさんみたいな人が世界のどこかにいてほしいな、という願望もありますけどね。
 私自身は夢をほとんど見ない(覚えてない)んですが、ああいう夢なら大歓迎です。現実じゃなくてもいいから可愛い女の子と(ry

 今回も感想嬉しかったです! オリジナルは特に希少ですし!
 花粉はもう手遅れですが、何とか乗り越えていきたいと思いますw

 スレッドのタイトルと文字色は、もし修正・削除用のパスワードを入力しているなら、掲示板indexの一番下にスレッドごとの編集機能がありますので、そこを使っていただければ弄れますぜ。パスワード入力してないとお手上げですけど。
 あんまり使わないとクッキー消えちゃうのがちょっと困り物ですよねえ。

.. 3/19(Sat) 23:33[261]
■--はじめまして!
++ マーヒ          --- 

  ……では厳密にはなかったりするのですが、こちらでははじめまして。
マーヒと申します(_ _)

以前に拍手で『ひとかけリメイク』から読みはじめたってコメントした奴です。

ひとかけリメイクを一年目まで読んだ後、何を思ったか次に『スゥとミヤネ』を読みました。
甘い……ッ!もう大好物ですこういう甘々でイチャイチャなストーリー!
疲れたときとかに幸せをおすそ分けしてもらいに、何度もお邪魔してしまいそうな予感が……笑

そんでもって次に目に止まった『ぼくらが奏でる小さなうた』を読破。
なんかこう、その、気弱で奥手な男の子と明るい女の子のもどかしいアレやコレが、もう……ね!(意味不明)
徐々に仲間が集まって、少しずつ一つのモノが完成していくあの感覚。止まりませんでした。
個人的にはカズ君の実家に行く話はもう……ずっとニヤニヤと。
実に素敵なお話でした!

そして最近になってようやく『ひとかけ』が『こころ、ここに』と時間軸や場所が繋がっていると知り、慌てて読みはじめた次第です。
ひとかけから読みはじめたため、登場人物一覧に知ってる名前がちらほら。
時間を見つけてはちょくちょく読ませていただいてます。


ちなみにアルトネリコは2と3だけクリアしてたりします。1やればよかった……orz
まぁファンブック等を買いまくった結果、1のシナリオだけは把握してるので、ミュールIFもいずれ……!

それでは、相変わらず寒いですが体調に気をつけて頑張ってください!
.. 1/21(Fri) 22:48[256]

++ 神海    
   こちらもはじめまして……でいいんでしょうかw
 ともあれありがとうございます。勿論拍手コメントいただけるのも滅茶苦茶嬉しいですけど、やっぱりこうしてお名前出して、腰を据えてコメントしてくださるのは心が躍るのです。実際何度か眺めてにやにやしてましたw

 ひとかけらリメイクの方は、相変わらずちまちまっと進めております。たぶんあと二話くらいで二年目夏は終わるので、そうしたらまたしばらく手を止めてしまうかも。
『スゥとミヤネ』は、元々手遊びレベルで何かこう、ひたすら男の子と女の子がいちゃいちゃべたべたするのを書けないか、という欲求から生まれた話でして。ちょっとぬるぬるもしちゃってますが、基本的にはそんな感じのコンセプトです。気が向いたらさくっと書き上げられるような。なんで肩肘張らず読まれるのが一番嬉しいのです。

『ぼくらが奏でる小さなうた』は……あー、もうだいぶ古いやつっすなあ……。思えば感想を二件くらいしかいただいた覚えがないので、嬉しい半面かなり恥ずかしくもw
 音楽物を一度書いてみたかった、というのがあって、それでできた話です。でも本題はやっぱりみんなでわいわいしたりいちゃこらしたりするところでw
 構成上展開の波を作り難いものでしたが、それでも楽しんでいただけたなら重畳。というか何か分不相応な評価をされている気がします!

『こころ、ここに』は仰る通り、一部ひとかけらの要素を含んでいます。時系列的には親世代の話なんですけど、あんまり気にしなくても大丈夫です。というか、ひとかけらの後に書いたものなんで、ひとかけら側の展開ネタバレしちゃってますw
 知ってても問題ないっちゃないんですが、その辺留意していただけると。

 ミュールIF、ぶっちゃけおおまかな1のシナリオさえ知ってれば全然平気というか、むしろ2と3を知ってる方がいいかもしれませんw
 ヒュムノスミュージカルとか小説版とかの設定を組み入れつつ、2と3で明かされたところも織り込んだので、正直半分くらいオリジナルになってる感も。それでもいけそうなら、お暇な時にどうぞどうぞ。お茶請け程度には楽しんでいただけるかな、と。

 しかし、化物語と一次創作とアルトネリコを全部わかる人ってかなり珍しいですよw
 マイナージャンルばっかり書いてるという自覚はあるんですけど、やっぱり全てのジャンルに目を通せる読み手の方ってほとんどいないので、何か最近私は恵まれ過ぎてるんじゃないかと思い始めてきました。いやもうほんと嬉しいです。
 これからもゆるゆる頑張っていきます。よろしければそちらもゆるっとお付き合いください!

.. 1/23(Sun) 21:20[258]
■--(無題)
++ 仮名          --- 

  どこでSSを読めるのでしょうか?
.. 1/20(Thu) 00:59[250]

++ 神海    
   たぶんめるふぉでコメントしてくださった方と同じっぽいので、まとめてこっちで答えますね。
 といっても掲示板まで来られてるってことは、えたみすのhomeからかブログの方からか、どっちかだと思います。前者なら同じ枠組みの下から二番目にある『word』のリンク先が文章一覧なので、そこから探していただければおっけーです。
 後者の場合、右手の『Links』項目の一番上にある『Eternal Mist』というリンクからhomeに飛べますので、あとは前者の手順と一緒です。ちなみに、一部は直接『Shortcut』欄から行けます。ほとんど私の個人用なんですけどね。

.. 1/23(Sun) 20:55[257]
■--謹賀新年
++ くれねこ          --- 

  ‡あけましておめでとうございます、くれねこです。今年も作品を追いかけさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。


ミュールIFルート、長い間お疲れ様でした!!

作品に対する感動とともに、このお話を完結させてくださったことへの感謝の念が湧き上がってきた勢いに任せて、コメントさせていただいています。
自分がここで作品を読み始めたのはおおよそ10ヶ月ほど前からですが、ミュールのお話は3年以上の時間をかけて書き上げられたものなんですね…それだけの時間をかけて一つの物語を完結させるなんて、ほんとうにすごいです。(単調な言葉で済みません;
どんな終え方をするのだろうと想像していましたが、ヒュムノスを歌うシーンのジャクリの想いに、きれいだなぁと、染みいるようにそれを感じました。できるはずがない、越える必要はないという壁を乗り越えてゆく姿とでもいいましょうか、とにかく、鳥肌とともに心に浮かんだのは「きれいだ」という言葉でした。
言葉を重ねるより、詩(ウタ)のほうが強く純粋に「想い」が伝わるのは何故なんでしょう…受け取り方の違いなのだとはわかっていても、今回もシュレリア様のときと同じく、ヒュムノスのところでブワっときてしまいました。誰よりも愛しているからこそ絶望する。その通りですが、普段人の言葉の中には意識しないものです。意識していないからこそこうして作品を通じて感じ取った時に大きな衝撃と暖かい気持ちを得られるのですが、多くの人がこれを感じながら生きていたら、世界の見え方、あり方も変わってくるんだろうなぁ。
ひたすら感想を書かせていただきました。意味が通っていなくても、文章にすることで自分の中にさらに深く染み込んでいく気がします。こんな気持ちにしていただいてほんとうにありがとうございます。もう夜中ですが、今日寝てしまうまではこの暖かい想いを噛みしめながら笑っていられます。物語を読んで、こんあふうに大きく感情が揺れ動くことは、自分にとって幸せなことなんです。

あまり書きすぎても堂々巡りになるので、今回はほかの作品のことも。

賢人の恋
いつ書かれたものなのかは存じませんが、タイトルで選んで最初に読ませていただいた1次創作のお話です。
すっごくニヤニヤしました(笑
特集番組やライトノベルでしか目にしたことのないサヴァン症候群という症状。こういった病気や、障害は、戦争などと同じで作品として取り上げるには難しいテーマだと思います。少しでも事実とそぐわない書き方をしてしまうと、叩かれてしまうのはどうしようもないことだと思うので。
といったことは自分には関わりがないので、純粋にニヤニヤさせていただきました。まあるくおさまっていて、シリアスもあるのだけれど、顔は笑顔になってしまう。自分の身に降りかかったらこうはできないだろうと、意味もない罪悪感も少し含んで、誰かにとっての幸せの形をのぞき見た感じでした。

今回もこんがらがりましたが(定型句)ずいぶん書いてしまった気がします…他にも、こころ、ここに、ぼくらが奏でる小さなうた、と少しづつ読ませていただいてます。もう一つ今更新されているスゥとミヤネにできるだけはやく到達できるように、ちょっとづつ噛みしめさせていただきます。

…試験終わったらミュールルートクリアしよう…3もクルシェが出ているっぽいのでやりたいのですが、そのためにはPS3を買わなくては…(完全に私事;
それではこのあたりで、失礼します‡
.. 1/ 9(Sun) 01:09[248]

++ 神海    
   レス遅くなりました! 毎度のことで申し訳ないです。

 まずは最後までお読みいただきありがとうございます。履歴を辿れば始めたのは三年半前、一度止まって頭から書き直して、それから途中でまた一年ほどブランクが空いての完結でした。たぶん初期から読んでた人はみんな「もうこれ完結しないな」と諦められたんじゃないかと思います。本当に、我ながらよく終わらせたというか。
 最終話、ヒュムノスを謳うシーンは、ネタを考えた時からずっと書きたかったところです。あそこまで仔細に思いついてたわけではありませんが、彼女はそこに辿り着くのだろう、と。クレアさんをキーにした「詩の本質は想い、誰かに心を伝えることだ」というテーマは、シュレリア様の連載と同じく重要な部分でした。そこに、あちらよりもさらに多くの人達が関わった結果がリゾナンシアです。
 私も最終話を書きながら、読み手に鳥肌が立つような話になってればいいなと考えてました。アルトネリコ2をプレイして、合体メタファリカを聴いた時のように。今まで積み重ねてきたものを全て見せることができていたなら、彼女の旅路にも確かな意味があったのでしょう。
 時に詩は言葉をあっさり超えます。それはたぶん、本質的には嘘を吐けないものだから、なのかもしれません。特にアルトネリコの世界では、ヒュムノス語に謳い手の感情が表れますしね。偽りない、ありのままの『想い』だからこそ、他者の心を揺り動かす。世界を変え得る。直接的な暴力ではなく、私達にはみんなそういう力があると思うのです。ミュールは、その答えを見つけられた。
 この物語は最初から最後まで、彼女がそれを知るためのものでした。上手く伝わったかな、変じゃないかな、という不安と共に続けてきましたが、くれねこさんのような読み手がいてくださって、すごく、すごく嬉しかったです。冗談抜きで、最後の方は半分くらいくれねこさんのために書いてました。こうして感想を、生の想いを頂けるというのは、書き手にとって最高の報酬であり喜びです。何度も読み返して一人でにやにやしてましたw
 だから、私からもありがとうございます。そう言ってくださる読み手と出会えてよかった。私も、この物語も、それだけで幸せです。

 そして本当に一次も読まれているようで……w
『賢人の恋』は恐ろしいことにもう三年も前のものなんですが、今読み返しても恥ずかしいやら痛いやらで何とも言えない気持ちになります。どうにも私は現実的に話を書きたいタイプらしく、言いたかったことのためにああいった設定にしたのですが、もっとファンタジーな話にすればよかったなあ、と。難しいテーマであることは間違いないですからね。
「こういう子も世の中にはいたりするのかな」なんて、不謹慎と言われればそれまでですけど、もし本当に存在したとしても、幸福になれる道はきっとあるんだろうなと思ったりで。正直、今でも私自身上手く言えませんw
 やがてもっと広い世界に出た時、おそらく普通の人なら背負うことのない苦労をいっぱい背負うんでしょうけど、それでも何とかかんとかやっていく未来が、二人の先にはあるのかなと。えっと、まあ、とにかくそんな感じですw

 私もだいぶこんがらがってますね……。でもまあ、案外整理しないで書いた方がよく伝わったりするのかもしれません。
 長編の方はさらに古いのがあったり、長さや出来がばらばらで読み難いとは思いますが、暇な時間のお供になれば幸いです。ついでに何か思うところもあればさらに。

 3はクルシェとジャックが出てますよー。2からココナとさーしゃも来てますし、確かに集大成という感じ。去年の今頃、3のためだけにPS3を購入した私が言うのも何ですが、お金に余裕があって、他にもやりたいものがあるなら、思い切ってみるのもありかもです。
 いやもう、ホントのホントに感想ありがとうございました!

.. 1/13(Thu) 23:47[249]
■--お久し振りです
++ スネーク          --- 

  あまりにも遅い新年の挨拶となってしまい申し訳ありません。
ごく稀にしか出没しないような輩ではありますが、今年もよろしくお願い致します。
そして久し振りにお邪魔して早速読ませて頂いたのは、やっぱり『スゥとミヤネ』だったりします。
相も変わらず二人でいることの幸せを噛み締めている二人に癒されつつ、ここからは作品の感想を書かせて頂こうと思います。

はるかなひび
世話役として、兄として、しかし実の所はそれ以上にかけがえのない存在としてシェラと過ごす、とある日々。
普段の大人びた言動の中、時折見せる年相応の女の子らしい仕草が、もう本当に可愛らしくて。
こうした無防備な姿を彼女が見せるのは、しかし両親を除けば春哉だけなのかもしれませんね。
信頼している相手だからこそ、無意識の内に本当の自分を曝け出せる。
それ故に見せられる純真な部分が、春哉を優しい気持ちにしてくれるのではと勝手に想像してしまったり。
春哉が思っているように、お嬢様と世話係の間柄はいずれ終焉を迎えるでしょう。
しかしそれは同時に、シェラが夢見た関係が実現した時であると思わずにはいられません。
春哉とシェラが過ごす二人だけの日々に、春哉と同様に優しい気持ちになれる作品でした。
タイトルをしばらく眺めていて、不意に主人公の本名と渾名が合わさったものだと気づき嬉しくなってしまったのは、ここだけの秘密です。

こうした心に響く作品を手掛けることのできる神海さんは、本当にすごいと思います。
実際に二次創作に挑戦している今、その事実を尚更痛感している次第であります。
これからもほんの微力ではありますが、応援させて頂きたいと思っております。

それでは今回はこの辺りで失礼させて頂きます。
寒さの厳しい現在、お身体には充分お気をつけ下さい。
.. 1/ 6(Thu) 00:29[246]

++ 神海    
   お久しぶりですー。相変わらず更新遅めですが、今年もよろしくお願いしますね。
 スゥミヤも時折肩の力を抜いて、短いのを気が向いた時に出していこうと思いますので、軽く散歩でもするような気持ちで読んでいただけると。

『はるかなひび』、今更新履歴辿ってみたら、もう五年も前のやつなんですよねー……。我ながら長く書いてきたな、と思います。
 これから続くハルシェラ三部作は私にとっても結構思い出深くて、また今も気に入ってる人物でもあります。シェラちゃんは外見だけ見れば完全に「外人さん」なので、幼い子達には人気な半面、自分だけは周りと違う、というような疎外感を抱いていたりする、のかもしれません。特に大人はそういう目で見ますしね。
 けれど何だかんだで世話好きなハルは、背伸びしたがりでかなり寂しがり屋な彼女のことを、本当に一切隔意なく見て、付き合ってしまえる。叔父だからとかそういう部分を抜きにしても、ハルにとってのシェラちゃんは「憎たらしい兄貴の可愛い娘」でしかないのでしょう。それが未来、変わっていくかどうかはともかくとして。
 タイトルについてはまあ、バレバレですよねw

 もしスネークさんに私の意図なり気持ちなりが伝わっているなら、モノカキ冥利に尽きることです。読んでくれた中のたったひとりでもそうであってほしいな、と思いながら、私達は物語を紡ぐのですから。
 書き手として立ってみると、また別の視点で物語が見られて楽しいです。なかなか大変な趣味でもありますけど、スネークさんの手で良き物語が生み出せると素敵ですよね。私もひっそり応援してます!

 ……実は先日風邪ひいたので、もう冬の間は大丈夫かなとw

.. 1/ 6(Thu) 22:12[247]
■--寒いですね・・・
++ くれねこ          --- 

  ‡こんにちは、お久しぶりです。ずいぶん前に一度書き込ませてもらったくれねこといいます。拙い文面ですが、またかきこませていただきます。

ミュールifルート、いよいよ大詰めですね!読むたびに画面の前でニヤニヤさせていただいてます(気味の悪い…
実は自分は、アルトネリコ2のジャクリルートをいまだクリアしていないもので(ルカとクローシェ様はやったのですが)、クロア云々は考えずに、純粋に読ませていただいています。これを読んでいると、逆にライナーと結ばれないことに違和感を覚えそうで、なかなかゲームにも取り掛からない始末・・・いつになったら2をちゃんとクリアできるんだろう(遠い目

アルトネの話ばかりしてしまいますが、オリジナルの作品も少しづつ読ませていただいてます!思わず涙したりニヤニヤしたりで、表情筋が大変です。思わず顔に出てしまう作品って、やっぱり凄いと思います。

今回もまたこんがらがってしまいました…自分の話とかまじってしまって、感想の体裁もなしてないようなきがしてもうしわけないです(汗
これからも作品を追いかけさせていただきます!
年明けの新作を楽しみにしながら…風邪などにお気をつけて、失礼します‡
..12/20(Mon) 01:17[243]

++ くれねこ    
  PS.自分でレスつけてしまってすいません(謝

ミュールのお話の、隠しページについてなんですが…日記のほうに書いてありましたので嬉々として探してみたんですが、どうにもみつけられないです…ソースを見たりもしたのですが

というわけで、ヒントなど頂けたらと思った次第です(卑しい…
ここにこんな風に書いてよかったのだろうか・・・失礼しました(汗

..12/20(Mon) 01:23[244]
++ 神海    
   お返事遅れてすみません! お久しぶりです。
 続けてお読みいただいてるようで、踊り出したいほど嬉しいと言いますか。やっぱり読み手あっての文章ですから、こうして目に見える言葉を掛けていただけると、こちらもにやにやしてしまうものですw
 仰る通りもう佳境でして、phase4_2と短いエピローグで終了となります。ちなみに前者は今日ひとまず書き上がって、校正と整形をしたら表に出せる感じです。こっちではエピローグと合わせて公開、という形になりますけど。
 2のジャクリルートをやっちゃうと、もうクロア以外に母さんの相手は考えられないよ! ってことになっちゃいますので、プレイ前に読まれた方が心の平穏は保てるかもしれません。あ、でもルートの雰囲気全然違いますし、ジャクリルートのクロアはマジで漢らしいので是非w
 ……って一次創作も読まれてる!? ほとんどの読み手は二次創作だけ、ってパターンが多くて、作品自体に対する愛着が存在しないオリジナルは読まれないものなんですけど、うわあ、それは本当に嬉しいです。ありがとうございます。拙くはありますが、二次創作同様楽しんでいただければ幸いです。
 以前にも言ったような気はしますが、素直に思ったことを書いてくださればそれで充分なのです。私だってちょこちょこ自分を引き合いに出したりしますしw
 遅くとも年明けまでには完結させますので、よろしくお付き合いください!

 で、隠しのアドレスですが、そういえばシュレリア様の時にも同じようなことがありましたw
 あっちと同じで、ソースの下の方に表記してあります。html側には出ないタグで入れてるので、おそらく見逃したんじゃないかと。もう自己解決してたら申し訳ないです。

..12/26(Sun) 23:33[245]
■--暑中お見舞い申し上げます
++ スネーク          --- 

  こんばんは、スネークです。
厳しい暑さの続く今日この頃ですが、如何にしてお過ごしでしょうか。
私の場合、身体の涼はクーラーに、そして心の涼は神海さんの小説に求めて猛暑を凌いでいる次第です。
まとまった時間を取る事が出来た今回、久し振りに感想を書かせて頂きたくこうして書き込みをしております。

スゥとミヤネ
幸せって伝染するものだなあ、としみじみ感じてしまうお話。
振り回し、振り回されながら二人での生活を楽しんでいるスゥとミヤネ。
そんな二人の日常はありふれたもので、しかし何よりも貴重な瞬間であって。
ミヤネの幸せな気持ちが余さず伝わってきて、読んでいる私自身も幸せを分けてもらった気分になりました。
まだ拝見していないお話が多いにも関わらず、この二人の日常は既に両手でも数えきれないほど読み返してしまったりしています。
ミヤネ視点で語られる、嬉し恥ずかしな二人の日常をこれからも楽しみにしております。

僕の手で守れるもの
「守る」という言葉と「想う」という言葉は同意である。
このお話を最後まで拝見し、至った結論はこういうものでした。
守り切れたのか、強くなれたのか、といった結果も確かに重要かもしれません。
しかしそれ以上に「守ろう」と決めた意思そのものこそが、人と人のつながりにおいて重要なものであるのではないかと。
互いに守り合える、つまり互いに想い合える事が愛し合う事であり、幸せであり。
そう考えると、人は誰しもが心のどこかで「僕」のように誰かを守りたいと思っているのかもしれません。
守り切った証である「想い人の笑顔」を求めて。

ありのままに思った事を綴った結果、いつにも増してわけの分からない文になってしまい申し訳ありませんでした。

今後も厳しい暑さは続くと思われます。
熱射病や日射病には充分にお気をつけ下さい。
.. 7/31(Sat) 03:06[241]

++ 神海    
   お久しぶりですー。毎度のことながらレス遅くてすみません……。そして今回も感想ありがとうございます!
 私のおはなしで涼を取れるかどうかはともかく、夏の暑さを少しでも忘れられているのなら嬉しいことです。

『スゥとミヤネ』。急に「普通のかわいい女の子が書きたい!」と思って書き始めたもので、そうしたら相方の男の子は飄々として彼女を振り回すようなタイプになってました。お互いの距離感を大事にしてるというか、ところどころ突き放しながらも基本はいちゃいちゃ、ふたりっきりの時間を心から楽しんでるような雰囲気が出てればいいな、と。もうちょい節度を持って接しようと思いながらも、結局押し負けて「しょうがないなあ」と受け入れちゃう、そういう感じが好きです。
 たぶんあと二話くらいでエロを自重しなくなる気もしますが(男の子と女の子の話を書く限りはそれも不可分だと思うのです)、ともあれ気ままにやっていきますので、増えた時は「ああ、またか」と苦笑していただければ。

『僕の手で守れるもの』。何かだんだん過去作に遡っていってるのは気付いてましたけど、もうここまで来ると恥ずかしいを通り越していっそ殺してレベルの拙さで、実際今自分でも読み返して悶えましたが。
 それでもやっぱり、私の書きたいことっていうのはそんなに変わってないんだなあ、と苦笑しました。
 スネークさんの仰る通り、誰かを守ろうとする気持ちは、そのまま相手を想うことでもありますよね。それはつまり、あなたを大事にしたいよ、って感情の表れなのでしょうから。ただ守られる、庇護されるだけでは親子関係なんかと変わりない。相手に自分を委ねるだけでなく、隣に並び立とうとする意思を持った時、それを「好き」と言うのかもしれません。些か狭義ではありますけど。
 守ったものは残り、いずれどこかに継がれていく。たぶんそういうことが書きたかったんだと思います。それら全てを総括して「僕の手で守れる、守れたもの」だったんだろうな、と。

 私も相変わらず自分で何言ってるのかわからなくなってます。でもまあ、それはそれでいいですよね。
 そちらも体調にはお気を付けて。今年の夏がちょっとでも楽しいものでありますように。

 あ、もしまた投稿していただけるなら、Passwordの欄に打ち込んでおくと後で修正や削除ができますので。わかりにくいですが、一番下の右側に記事の番号とパスワード入れるところがありまして、そこから個別の記事に手を付けられるのです。

.. 8/ 4(Wed) 21:06[242]
■--はじめまして…でいいんでしょうか
++ くれねこ          --- 

  はじめまして、くれねこといいます。

アルトネリコの二次創作小説を探して幾年月(大袈裟)…いろんなサイトを見てきましたが、初めて本気で心から涙が出る作品に出会えました。

アルトネ1のエンディングの曖昧さにどうしてももやもやしたものが拭えず、後日談のような形式で良いお話を書いている方がいないかなー、と思いながらネットを漂っていたのですが、神海さんの書いたシュレリア様とミュールのお話を読んで、引き込まれて、もうマジ泣きしてしまいました。というか、気づいたら朝でした。

…となったのは、実は結構前の話なんですが、どうしてもコメントする勇気がでずに、今日になってふと思い立って、やっぱり感想を伝えたいと思ってこうして今コメントをしていて…

なにやらこんがらがってしまいました(汗
文章を書くのが苦手な人間なので、上手くまとめられませんが、とにかく感動させていただきました!これからもがんばってください!とだけ伝えることができていたなら幸いです(汗

特にミュールのお話の続きに期待しながら、これからも足を運ばせて頂きます。
それでは失礼します…
.. 6/22(Tue) 21:37[238]

++ 神海    
   はじめまして、えたみす管理人の神海心一ですー。あまり掲示板を使う方もいないので、お言葉通りコメントするにもかなりの勇気が必要だったんじゃないかと思います。けれど、こうして感想を残してくださったこと、すごく嬉しいです。
 以前、私が『シュレリア様の以下略』を書こうとしたきっかけも、ほとんどくれねこさんと同じでした。どうにもあのエピローグに納得がいかず、二次創作を探すもそもそもほとんど見つからず。丁度私にはそれなりに書く力があったので、じゃあ自分でやってやろう、と思い至った結果の半年分です。それが完結から二年半経った今でも読まれているというのは、何だか感慨深いと言いますか。本当に幸せですよ。
 意図的に「泣かせよう」と思って書いたものではありませんが、もし琴線に触れるものがあったのだとすれば、それは「彼ら」の「生き様」が物語を通して上手く伝わってくれたからかな、と。私達書き手の役割は、なるべくロスなくそういうのを形にすることですから。だから、くれねこさんの評価は私にとっては至上です。心動かされたというなら、それだけでおはなしを綴った意味がありました。

 こうやって感想を残そうとするのって、やっぱり簡単なことじゃないと思うのですよね。私も色々なところで色々なものを読んだりしてますけど、実際に掲示板や拍手でコメントしたりってことはほとんどありません。それこそ書き手友達相手か、発作的に「言いたい吐きたい伝えたい!」って思った相手くらい。見ず知らずの人に感想を言うことの難しさをある程度でも知ってるからこそ、こういうものはすごく尊いんだなあ、と胸に染みます。特に、私が書いてるものってほとんど読み手人口の少ないマイナーどころばっかりなのでw
 書き手の立場としては、素直な気持ちを伝えてくださればそれだけでスキップするほど嬉しいものです。もしもこれから先、また「作者の人に伝えたいな」って思ってくださったなら、またコメントしていただけると嬉しいです。それが私達書き手の原動力でもありますので。

 ミュールIFは地道に更新していきます。ブログ辺りをチェックしていただければすぐわかるかと思いますから、肩が凝らない程度にどうぞ!

.. 6/27(Sun) 23:26[239]
■--ご無沙汰しております
++ スネーク          --- 

  こんばんは、スネークです。
ふと前回の書き込みをを確認してみると、その記録は二ヶ月近くも前のもの。
時の流れが如何に早く流れ去っていくのかを、まざまざと見せつけられてしまいました。
無限に流れ続ける時の中を漂う、人という有限の存在である私達。
だからこそ、ただ漫然とその流れに身を任せるのではなく、何かを果たしたいという衝動に駆られてしまいます。
と言っても、その何かの正体すら未だに掴めていないのですけどね。

さて、ここからは作品の感想を書かせて頂きます。

にじのむこうのおはなし

絵の無い絵本。
この話を読み終えて、真っ先に浮かんだ言葉がこれでした。
何もない、真っ白なキャンバスのような世界。
そんな寂しい世界に少しずつ、少しずつ愛しいものを生み出していく「彼」と「わたし」。
世界中に溢れていく美しさ、優しさ、温かさ。
そして、想い続ける事が可能にする奇跡。
子供の頃は容易に思い浮かべる事も、信じる事も出来た、こうした景色は一体いつから見れなくなってしまったんでしょう?
ころころと当然のように姿を変えていく美しい世界を前に、心を打たれたような気持ちになりました。
子供の頃に思い浮かべた、或いはこの目で見た綺麗なものを、もう一度思い出す機会をこの話は与えてくれた気がしました。

虹の向こうには何があるのか。
それを一度でも見た事がある者ならば、恐らく誰もが辿り着く疑問ではないでしょうか。
きっと、辿り着いた人の分だけの答えが用意されているに違いありません。
科学的に言ってしまえばもちろん、答えはたった一つしかありません。
でも、そんなものを知る必要は無いのではないかと思ってしまうのです。
生まれゆき、生きていく私達には。
だって私達が持つ「心の目」に映る虹の向こうの世界は、決して一つではないのですから。

相変わらず長々と乱文、申し訳ありませんでした。
今回はこの辺りで失礼致します。
.. 5/30(Sun) 21:44[236]

++ 神海    
   いやもうほんと度々ありがとうございます……。感謝してもし尽くせません。
 しかし『にじのむこうのおはなし』を今になって読まれるとは、何というか、懐かしさと恥ずかしさが半々です。あとがきにある通り、あれは元々『なにかのおはなし』という詩篇みたいなもののアウトナンバーでして、当時の私自身が色々剥き出しになった物語でもあります。
 絵のない絵本、という形容も正にその通りで、コンセプトは「絵本のような創生と生命の営みの話」でした。ふたりだけの世界に生まれ落ちた「わたし」と「彼」が、自身の翼=生命の源を使って、生きとし生けるものを創り出していく。具体的な表現を極力避けているのは読み手に極力自由なイメージを持ってほしかったからですが、大人になるとそういうものを想像するのもなかなか難しいですよね。最近になって殊更感じます。
 にじのむこう、というのは結局他のことにも言い換えられたりして、それは本来、決して越えられない、辿り着けないものなのだと思うのです。けれど、そこに私達は「なにか」を見る。あそこにはどんなものがあるのか、何が待ってるのか――まだ見ぬ場所、遠いその先に、私達は希望を置くのでしょう。そして、いつか、という想いが物語を生むのだとも思います。
 希望は、物語の果ては、決してひとつではない。そういうことが伝わればいいな、と。

 そろそろ定型句になりますが、よろしければまた是非。お待ちしております。

.. 6/ 4(Fri) 22:04[237]


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